回収・解体から再資源化に至る
一貫した処理工程を実践。
1978年、創業当時の当社は電話交換機などのスクラップ再資源化事業からのスタートでした。その後、わが国の科学技術は著しい進歩を遂げ、通信装置類は年々小型化を実現。物流コストの低下、素材価値の低下の波を目の当たりにした私たちは、持ち味である「産業廃棄物処理業許可」「手作業解体による高いリサイクル率」「低環境負担」を活かして社会に貢献できることはないかと自分たちの事業を見つめ直しました。
転機を迎えたのは、1997年のことで。私たちは従来考えられなかったコピー機の手作業解体に挑み、試行錯誤の結果、機械による処理をはるかに超えるリサイクル率の実現に成功しました。その後、コピー機の手作業は軌道に乗り、取扱品目はパソコンや携帯などOA機器にも広がると、リサイクル率は飛躍的に改善されました。「低環境負荷の手解体」というミナミ金属の評判はまたたくまに世に広がり、取引先企業は大幅に増えてきたのです。